ゴルフひらめき♪グッズ

ゴムティーを改造してみよう! 〜Vol.1〜


このページでは、ゴルフをしていて、こんな物があったらいいのにな!という
僕の独自のこだわり&ヒラメキから簡単に作成できるグッズを紹介していきます。


第1回目のこだわりグッズは練習場のゴムティー。

皆さんはラウンドする時、どんなティーを使用していますか?
今はティーにも色々な工夫が凝らしており、例えばブラッシュティー Oversizeエアロスパークティーなどが
代表的な物で上げられると思いますが、実際に、普通のティーを使うより数ヤードは飛んでる気がします。
しかし、練習場では未だにゴムティーを使用していたり、自動で高さ調整できる機械でも、ゴムティーに似たようなティーを使用。

とっても違和感ありますよね?
しかもそのゴムティーのおかげで、

などなど。(もちろん、ボールの違いはありますが、ここではティーのせいで飛ばない&サイドスピンがかかることにしておいて下さいね)

そこで本題!

練習場でも普段使用するティーを使用できたら、コースでも違和感なく振っていける!!
そう思ったことはありませんか?

僕と同じ事を考えている方にヒント的なものですが、こんな物を作ってみました。
実際に打ってみると、練習場のボールでもたしかに飛んでる&サイドスピンが減ってる!ような気がします
簡単に作れますので、是非お試しください。

1.用具を用意する
ゴムティー&エアロスパークティー 釣糸&マーカー&カッターナイフ 電動ドリル&ドリル刃 メジャー&きり

  • 練習場のマットの高さに合うゴムティー。マットの高さに切ればいいのでサイズはなんでもいいですが短い程安価です。

  • ティーは穴を開けますので、元(地面にさす部位)の太い物が好ましいです。穴を空けやすいので

  • カッターナイフ

  • マーカー(油性ペンでもボールマーカーでもなんでも可)

  • 糸(作ってみてわかりますが、ゴムティーとティーに穴をあけて糸を通しますので、なるべく硬く,ピンとはった釣糸等が好ましいです)

  • 電動ドリル

  • ドリル刃
※電動ドリルは持ってない方が多いと思いますので、あったら便利ということで、持ってない方は地道に穴を掘りましょう♪)

  • メジャー

  • キリ
練習場のマットの高さを測ったり、電動ドリルを使用する前にキリである程度の目安となる穴をあけるのに使用します。
(※注1)ゴムティーは自分で購入して下さい。ショップで100円程度で売ってます。決して、練習場のゴムティーは使用しないで下さい。ゴムティーにも穴を開けますので、管理人さんに怒られちゃいます(笑)

(※注2)自動でティーの高さを昇降できる練習場では、この方法は使用できません。あきらめましょう!


2.ゴムティーの細工
ゴムティー裏面 それでは実際の作業に取り掛かっていきます。
まずはゴムティー。

ゴムティーの穴(円筒部分)を除きこむと、真ん中に窪みが見えると思います。
その窪みが丁度いいことに、ゴムティーのセンター部の為、ここに裏からでも、円筒からでもいいので、キリで穴を空けます。
この穴を開けた所には後でティーを差込みます。ゴムティーはいうまでもなくゴム素材なので、伸縮性がありますので、キリで空くくらいの穴で十分です。

(注)ゴムティーはあらかじめ、練習場のマットの高さに合わせて切断してください。
僕の例ですと、練習場のマットの高さは約3cm。ゴムティーは36mmのものを購入しましたので、マットの高さに合わせる為に、6mm程切断しました。
ゴムティー側面 続いて、ゴムティーの側面にも穴をあけます。

この時注意しないといけないのが、後でティーにも穴を空けますので、ティーに穴を空ける位置とゴムティーに穴を空ける位置を同じ高さか、ティーの穴位置よりやや下目にあけます。

もひとつ注意!ゴムティーの側面には、釣糸を通します。
先ほども言いましたが、ゴムティーは伸縮性がある為、糸を通すときにキリの穴では糸が中々通しにくいです。
ここで、あったら便利な電動ドリルなのですが、始めは1ミリ程の刃で穴を空け、徐々に大きな刃で穴を空けていくのがポイントです。

僕は最終的には、4.5ミリ刃のドリルを使い、ようやく穴が見えるようになりましたが、糸を通しやすくする為に、もっと大きな刃を使用して穴を大きくしたほうがいいかもしれません。
※電動ドリル使用の時は、手をケガしないように十分注意しましょう!

キリしかお持ちでない方は、地道に穴を広げていくしかありません。頑張って!


3.ティーの細工
エアロスパークティーの長さ調整 皆さんはどんなティーを使っていますか?
僕はエアロスパークティーを使っていますが、これがなかなか良いんです!
なにが良いかって?摩擦軽減は他の流行のティーでも変わらないかもしれませんが、このティーの優れている所は、上部がプラスチック部から折れ曲がる所。
この折れ曲がりのおかげで、ティー自体がティーショットした時も飛ばずに、地面に突き刺さったままなので、ティーを探す事がありません。
このおかげで、もうかれこれ、10Rは同じティーを使用しています。消耗品は節約したいですもんね。

さて、本題ですが、ここではティーを自分のティーショットするボールの高さにあわせて切断します。
言葉で説明するのは難しいのですが、僕の例でいうと、普段のボールの高さは、エアロスパークティーのプラスチック部を全て地面に差し込んだ状態で丁度良い高さです。
という事は、先ほどのゴムティーの切断で、マットの高さと、ゴムティーの高さを合わせましたので、エアロスパークティーのプラスチック部の長さとゴムティーの長さが等しくなれば、丁度良い状態になります。

ティーの切断はカッターナイフで可能ですが、地道にケガしないように切りましょう!
エアロスパークティーに穴を空ける 次に、穴をあけていきます。

先ほど、ゴムティーの側面に穴を開けた位置と同じか、ゴムティーの穴位置よりも若干高めにあけるのがコツです。

ここばかりは、電動ドリルの有り難味がわかるのですが、ない方は地道に空けていくしかありません。
電動ドリルをお持ちの方は、穴を空ける位置をキリで目印程度に掘り、その後できるだけ小さな刃(僕は1.5mm刃使用)でティーを割らないように注意しながら貫通します。


4.ティーとゴムティー合体
ゴムティーとティーに糸を通した状態 いよいよ大詰め。
ティーとゴムティーに糸を通します。
と、口で言うのは簡単なんですが、これがなかなか難しいんです。

※分かりやすいように、黄色の少し太い糸を使用してますが、ピンと張った細い糸など、お好みの物にしてください

僕が実行した方法は、ゴムティーの真ん中にエアロスパークティーを差込みます。
この時、ゴムティーに空けた穴とティーに空けた穴が一致するようにしておきます。
次に裁縫針に釣糸を通し、一気にゴムティーとティーの穴めがけて貫通します。
そうすると、図の状態に。

もしも裁縫針がない場合は、他の物で代用するか、地道に、ゴムティーの片側に糸を通し、その後ティー、ゴムティーのもう一方というふうに、なんとか通します。(実際にやってみましたが、結構苦労します…)
ゴムティーとティーを糸で結んだ状態 糸が通せたら、あとは簡単。

図は、わかりやすいように、適当に間をあけて結んでますが、完ぺき主義の方はきっちり間を詰めて、僕のようにマットに隠れる部分だから適当でいいや!という考えの方は図のように(笑)

これで、エアロスパークティーとゴムティーとの固定ができました。
勘の鋭い方はもうお気づきかもしれませんが、ゴムティーに穴をあける位置はティーの穴位置より少し下目。ティーに穴を空ける位置はゴムティーより少し上目。と言いましたが、これは糸を通したときにゴムティーからティーが抜けにくくする為に、糸でティーを下方向に抑える為なんです。

さて、これで全て完了です。
あとは練習場に行って、実際に試し打ちしてみましょう♪


5.実際に試してみよう!
改造ティーの風景 携帯電話で撮影したので、画像は少し悪いですが、こんな感じになります。
(時間のある時に、しっかりと撮影してきますので、今はこれでご勘弁を…)

実際に試打した感触ですが、とてもいい感じです。
また、やはりこの改造をするにはエアロスパークティーが適しているのでは?と感じています。
それはズバリ、先端?プラスチックより上の部分?が折れ曲がるので、ゴムティーと糸に余分な抵抗力がかからずに、一度作ってしまえば長持ちしそうだからです♪

ここで、余談ですが、もうひとつエアロスパークティーにしたほうが良い理由が…
それは、今まで穴を空けたり、カットしたり、糸を通したりしてきましたが、そんな作業をしなくても、ゴムティーにエアロスパークティーを突き刺しただけで、中々大丈夫でした。
それなら早くそう言ってよ!といわれそうですが、これはやはりエアロスパークティーの特徴的なものであって、他のティーではちゃんと固定しないと前か後ろに飛んでいっちゃいます。
また、エアロスパークティーでも、固定していないと、何十球かで飛んでいくと思います。(10球くらいでは大丈夫でした)

ということで、やっぱり、しっかりと固定するに、こしたことはありませんよね?

是非、この違和感のなくなりを体感してくださいね♪


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